海洋深層水

生命の起源と言われる海。「母なる海」と呼ばれるように生命誕生の場所であり、海水には生物が必要とする全てのミネラルが溶け込んでいます。その名残があり、赤ちゃんの羊水や、体を巡る血液は、海水ミネラル比と非常によく似ています。

海洋深層水

長い時を超え、多くのミネラルが溶け込んだのが、その豊かさの根源である海洋深層水です。海洋深層水は一般的に、光合成に必要な太陽が届かない水深200ｍ以深の、水温が急に冷たくなっている層にある海水のことを言います。CISOAに配合している富山湾の海洋深層水は、水深300ｍ以深の海水を深層水として扱っており、塩分が約3.4％、水温約2℃以下の非常に冷たい海水です。

太平洋のものより塩分濃度や溶存在酸素値が高く、表層水よりも栄養塩が数倍以上あり、夏でも水温の変化が少なく水質が安定しています。

 

 

ミネラルが豊富

海の水は山の水に比べてミネラルが凝縮されているので、数倍～数十倍の天然ミネラルが含まれています。

ミネラルとは、水素・酸素・炭素・窒素以外のもので、マグネシウム・カルシウム・カリウム・ナトリウムなどを主とした人体を構成している諸元素の総称です。 　例えば、１リットルあたりに含まれるマグネシウムの量は、一般的なミネラルウォーターの場合約５ｍｇ、水道水の場合約２ｍｇ、 深層水原水の場合約１，３００ｍｇ含まれます。カルシウムならば、ミネラルウォーターの場合約２０ｍｇ、水道水の場合約１０ｍｇ、 深層水原水の場合約４１０ｍｇ含まれます。 　(最近人気のミネラルウォーターは人体のミネラル成分に近づけるよう、人工的に調整を行って販売されています。)

低温安定性

 太陽光が届かない為、年間を通して2℃前後の低温で安定しています。

雑菌や汚染が少なく、清浄性

 表層水と比べて一般細菌水が1/1,000 〜1/10,000と少なく、陸や大気からの化学物質による汚染もない清浄な海水です。

富栄養性

 窒素やリンなどの栄養塩が豊富でミネラルバランスがとても良いです。

 

 

肌を守る海洋深層水

最近の研究で、海洋深層水には単にミネラル成分の吸湿作用によって肌に潤いを与えるだけでなく、皮膚の細胞に直接働きかけ、細胞の新陳代謝を活発にする作用があることが分かってきました。

 セラミドの増加

体外からの様々な異物の侵入を防ぎ、同時に体内からの水分の蒸発を防ぐバリア機能。このバリア機能を担うのがセラミド（角質細胞間脂質）です。海洋深層水から得られる濃縮ミネラル水がセラミド合成を促進することが確認されています。